一言でまとめると: 海に流れ出すプラスチックごみの現状と課題を平易な言葉と科学的誠実さによってまとめている
作: 中嶋亮太 2019年9月19日

海洋プラスチック汚染/中嶋 亮太|岩波科学ライブラリー – 岩波書店
人気サイト「プラなし生活」運営者でもある若手海洋研究者が問題を整理し,現時点での解決策を提示する 中嶋 亮太 著
イメージ曲「海(文科省唱歌)」
2026年度夏休み読書強化期間の1冊目。何年も前に買った本で、読みかけで止まったのを読み直したもの。120ページくらいでサクサク読める。
肝心の内容は、2019年に書かれたもので、若干古いが、海洋プラスチックごみの何が問題なのか、何が起きているのかを平易に説明。作者はもともとサンゴ礁や深海の生態系の研究者。
中嶋さんは「プラなし生活」というWebサイトの管理も行っている。どんなサイトだろうと思って調べてみたら、2023年で更新が止まっていた。ただ、2022年にプラスチックを減らす生活のハウツー本を翔泳社から出しているそうな。
ちなみに、「海の中から地球が見える」作者の武本さんのエコストア パパラギは今でも更新が盛んにされている。彼は環境活動に止まらず、平和運動もしている。環境問題が平和の問題ともつながっていることを感じさせる。
さて、環境に配慮した生活をしたい、といっても私たちにとってハードルはかなり高い。例えば、環境に配慮した固形シャンプーを使おうと思ったとする。スーパーで広く売られているシャンプーは、こだわらなければ500-1000円で買えるのに対し、固形シャンプーは2000円以上する。肌が弱いなどの条件があれば、値段はもっと跳ね上がるか、そもそも選択肢がない。お金のない学生のような立場の人間にとっては実践はほぼ無理である。
中嶋さんのハウツー本がこのようなハードルをどの様に乗り越えているかは気になるところだ。